インテリアコーディネーターが教える失敗しないオーダー家具選びのコツ｜部分注文
自宅の家具インテリアを変えたいけれども既製品の家具ではどうもしっくりこない、デザインや色・サイズが合わない。そういった不満があって、自分の暮らし方に合う家具が欲しい方はオーダー家具・注文家具を買うのも手だ。オーダー家具・注文家具は価格が高価なイメージが強いが、最近はサイズ変更や部品の追加だけで、価格も手軽なセミオーダーも定着してきた。
お手軽なセミオーダーでの部分注文
インテリアコーディネーターである筆者が以前コーディネートさせていただいた千葉県のＡさんの事例。オーダー家具工房への直接発注でテレビボードをあつらえた。高価な輸入家具と比べ3分の1以下の価格で手に入った。
近年インテリアへの関心の高まり家具のオーダーも身近になってきた。オーダー家具なら自分の住空間にマッチする理想の家具が手に入る。しかし、既製品と比べて価格が割高になるのでは？価格面で二の足を踏む人も多いはず。そういった方には、基本デザインは同じでサイズや色だけをオーダーで変えられるセミオーダー的な手法がおすすめだ。最初からデザインを起こすフルオーダーに比べ価格も安く、家具オーダーがぐっと身近になる。
食器棚などの収納家具を高級な無垢材でつくりながらも、中間マージンを省くことや見積もりの簡素化での人件費をカットすることで価格を抑えているメーカーも出てきている。
大手もオーダー家具に参入
量販店大手「良品計画」でもオーダーに力を入れている。テーブル、デスクなど無垢材家具のオーダーは、1センチ単位でサイズ変更が可能。
大きい家具ほど価格は割安
今ある家具に合わせてデザインの方向性や色味を合わせて他の家具をオーダーすれば一体感のある空間になる。やはり重要なのは打ち合わせ。知識があり親身になって聞いてくれるインテリアコーディネーターなら、顧客に明確なイメージがなくても、専門家が好みなどを聞き適切なプランを練り上げることが可能だ。簡単な打ち合わせ後、数日あれば概算価格など見積もりが示される。
やはり無垢材が人気だが、無垢は色や素材に限りがあり価格も高いので、バリエーション豊富な化粧板を検討するがおすすめだ。オーダー家具は工賃や素材との関係で大きな家具ほど割安になる傾向がある。生活にマッチしたオーダー家具ならもっと生活の質を上げることができ人生を楽しんでいくことが可能になりますよね。
